宮島潮湯温泉と食を愉しむお洒落宿

ご挨拶

はじめまして、錦水館六代目 武内 智弘(たけうち ともひろ)と申します。
2019年7月1日に代表取締役社長に就任し、五代目の武内 恒則(たけうち つねのり)と共に、「お客様の思い出づくりのお手伝い」という経営理念を元に、宿を運営しています。

先ずは、私の自己紹介をさせていただきます。
私は、4人兄弟の長男で、1981年9月24日生まれの41歳です。大学卒業後は、広島県の安芸髙田市 美土里町にある神楽門前湯治村でおもてなしの仕事を4年間経験し、25歳で、家業の錦水館を継ぐために戻ってまいりました。
⼀時、故郷を離れましたが、改めて宮島で仕事をする事で、大人になってから感じる宮島の自然や歴史、文化に触れ、より宮島が好きになりました。
今では、宮島の観光情報や美しい風景を、SNS を通じて発信しております。
ニックネームは、宮島の思い出づくりアドバイザーのともちんです。
好きな事は、旅行すること、⼀眼レフで宮島の風景や旅の思い出を撮影することです。「仕事も遊びも100%楽しむ」をモットーとし、人生を楽しんでいます。
私たちは、創業100 年以上続く、宮島潮湯と食を愉しむお洒落宿「錦⽔館」と宮島桟橋の玄関口に2017年9月1日に オープンした、大人のための宮島の我が家「ホテル宮島別荘」の2つのブランドの宿を運営しています。


錦水館物語

宿の創業は、1902年(明治35年)。二代目 武内 松太郎が個人で錦水館を開業。
戦前は海軍御用達の武内商店として、海軍に物資を運送する商売や、嚴島神社への参拝客の宿泊を提供する宿としての2つの顔があったそうです。
戦後は宿の仕事に専念し、木造2階建ての小さな宿から錦水館の物語がはじまりました。

「世話好き、趣味人だった三代目の巌さん、人との交流の大切さ料理上手の朝子さん」「挨拶と清掃を徹底していた四代目の基忠さん、お洒落でセンスの良い良子さん」
「常にワクワク新しいことにチャレンジする五代目の父、仕事と家事を両立し四人兄弟を育ててくれた母」。
今の宿があるのは、先代からの想いを受け継ぎ、時代の変化に合わせて、変わり続けてきたからだと思います。
これからもお客様からのご指導・ご鞭撻を賜りながら、スタッフと共に、より良い宿づくりを目指してまいります。

屋号の由来

祖父のお祖母さんが岩国出身で、初代が宿を始める時に岩国の錦帯橋の下を流れる錦川の清流にちなんで錦水館と名付けたそうです。
『どんな時代にあっても、錦川のせせらぎのように、いつまでもきらきらと光り輝いて清流のような宿でありたい。』 との思いがあったそうです。


百年宿としての覚悟

おかげさまで、2022年4月10日には錦水館は創業120年を迎えます。
歴史と自然と素晴らしい環境に恵まれた、宮島の地で、宿を続けさせていただき誠にありがとうございます。
嚴島の神さま、仏さまや、先祖に見守られ、お客さま、家族、社員、お取引先をはじめ、たくさんの人たちとの出逢いやご縁に感謝しています。

これからも錦水館グループは、
1. 宮島の自然、歴史、伝統、信仰、を大切にし、守り続けてまいります。
2. 時代やお客様に合わせて、おもてなしを変幻自在に、変化(進化)してまいります。
3. 宮島や宿の価値(体験)を、お客様へ提供し、思い出づくりのお手伝いをいたします。 そのために、宮島や宿の魅力を伝え続けてまいります。